Qt 6.6からナノ秒単位でsleepできるようになりました

qt_small Qt(C++)

QtでSleepする方法が現在も人気

かなり昔(2014年)に掲載した、Qtでのsleep方法についての記事が未だに人気記事となっております。ありがとうございます。

Tandk
Tandk

ちょっとしたことなんですが、わりとアレ?ってなったりしますよね。

Qtは2023年現在も幅広く使われている

Qtは今も発展し続けていて、今ではVersionも6.6に突入しています。そして、6.6では遂に?標準APIにナノ秒sleepが含まれる事となりました。勿論、ハードが対応していない場合はコードで実装しても無意味なのでそこはご注意を。

Tandk
Tandk

今までは、エンジニアがそれぞれ独自に実装していました。

Qt 6.6 でナノ秒Sleepをする方法

まずは公式docを参照してみましょう。御覧の通り、使い方はこれまでの方法と同じですが、これまでのミリ秒Sleepなどと引数が異なります。

ナノ秒でQThread:sleepを利用するには、unsigned longではなくstc::chrono::nanosecondsを渡してあげる必要があります。

引数の型さえ変更すれば、以前と変わらず利用できますので簡単です。


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