はい、タイトルからしていきなり結論ですね。
Windows11への移行が始まって暫く経ちましたが、Bluestacksヘビーユーザーの筆者へ、Windows11への移行が気になっている知人ゲーマーからの問い合わせが頻発しています。
折角なので記事として残しておき、同様に悩んでいる方への一助となれば幸いです。
Windows11リリース直後は様子見していたけれど、そろそろ良いかな?と思った人たちが多い印象です。
BluestacksユーザーがWindows11へ移行しなくてもよい理由
1.Windows 10のサポート期限は2025年10月14日まで有効
公式サイトの案内を見ると、Windows 10のサポート期限は以下の通り。
- Windows 10 Home and Pro
- 2015 年 7 月 29 日 サポート開始
- 2025 年 10 月 14 日 サポート終了
あと約一年もありますので、焦って不安にならなくても大丈夫です。
業務上で使用するアプリがWindows 11に移行してしまう場合は、仕方ありません。バックアップを取ってから、Windows 11への移行作業を行ってください。
2.PCそのままなら、Bluestacksのパフォーマンスにあまり影響はない
Windows 11の性能要件は、低性能PCであれば買い替えが必要なほど、高いです。
しかし、そもそもBluestakcsヘビーユーザーの皆さんは、BTOなり、ゲーミングPCモデルなりで当時としては性能がそこそこのPCの筈。
そんなユーザー層の方たち(筆者も含めて)は、Windows 11へそのまま部品のアップグレードもなく移行できてしまうのでは?
OSだけWindows 11にアップグレードしたからといって、劇的に仮想環境がスピードアップするわけではありません。
もしも体感レベルで性能アップを感じたいのであれば、PC/パーツごと買い替えになります。PCの更新タイミングでWondows 11に移行するのは大いにありです。
ただそうなってくると、本来の目的である「PCはそのままWindows 11でBluestacksをやりたい」とはずれてしまいます。
PCの買い替え予定がない人は、現状維持がお財布にも優しい。
3.Windows 11で提供されるAndroidシミュレーターは使えない
最も多くの方が気にされていたのが、やはりこの新機能。Windows 11からはAndroidシミュレーターが標準機能として提供されるんですね。ただし、これは「Bluestacksの代替としては」使えません。
使えないとした、主な理由は以下の通り。いや、これダメなら乗り換えはできません!
- マルチアカウント非対応
- Bluestacksなどの既存のものではとても大事な、並列起動やマクロ、同期操作etcは勿論使えないです。
この2つが解決されないかぎり、もしWindows 10のサポートが切れてやむなくWindows 11へ移行する事態にならないかぎり、現状のままBluestacksを使い続けることになるでしょう。
特に筆者は、複数のアプリを同時に立ち上げて運用しているため、かなり致命的です。
まとめ
というわけで、止むを得ない事情があるor PCのアップグレードの予定がある方を除いては、サポート期限ぎりぎりまでWindows 10でBluestacksを使い倒してしまいましょう!
セキュリティ面から、サポート期限切れる前に移行することを推奨します。まだ一年先ですが、予定だけは組んでおくのもおすすめです。