SOHO | 個人事業主としてスタートするまで 準備編①


先日、個人事業主の登録を行ったんですが、税務署へ届け出を行い、

屋号名義での口座開設をするまでの手順を紹介致します。

まずは、各種手続きを始める前に準備することから。

■個人事業主としてスタートするのに必要なもの

1.決意

2.事業計画

3.周囲の理解

4.ペン

これだけです。思い立ったその日のうちに起業することも可能です。

では、順を追って説明していきましょう。

1.決意

事業を行うに当たって、当然本人のやる気と事業をやり抜いていく確固たる決意が必要です。

とりあえず思いついたからやってみよう、面白そうだからやってみようという半端な覚悟では、

自分だけでなく取引先・周囲にも迷惑をかけてしまいます。

開業に足る理由と覚悟があるのか、冷静に見つめなおしてみることをお勧めします。

2.事業計画

おそらくこのHPをご覧いただいている皆様は、ある程度の夢をもって起業あるいは副業を考えられているかと思います。

その夢を事業化した場合、目標となるゴールはどこなのか、うまくいかなかった場合の引き際はどこなのか、

きちんと事前に考えておく必要があります。

大企業のように、綿密なシミュレーションに基づいた計画を立てる必要はありませんが、

自分の中で目標点、達成プラン、実現性、事業の存続性について考えておきましょう。

思いつきのまま起業し、後で”あれ、こんなはずじゃ”と後悔するのでは遅いのです。

私のように平日は正社員として働く場合でも、計画は必要です。

正社員という安定した生活基盤が有る以上、気持にも余裕があります。これは非常に良いことです。

注意しなければいけないのは、あなたにとっては副業でも、クライアントにとってはあなたが本業でも副業でも関係ないという事です。

お仕事としてお受けする以上、相応の責任があります。

副業だからと言っておざなりになってしまわないよう、きちんと自分の中で計画を立てておきましょう。

3.周囲の理解

法人/個人事業のいずれかで起業するにしても、周囲の理解は必要です。

既にご家庭を養われている方はもちろん、まだ独身の方でも例外ではありません。

事業として行って行くにあたって、必ず周囲の協力が必要になる事があります。

その時に周りの方に協力してもらえれば非常に心強いです。

誰も協力・応援してくれない中、一人で逆境に耐えていくのは非常に厳しいものがあります。

第一、身近な人の理解すら得られないのに、これから行う事業についてPRできるのでしょうか。

誰でも起業した時点での社会的信用はありません。焦らず、周囲の理解を得つつ事業基盤を整えていきましょう。

4.ペン

法人として起業する場合には少なくない費用がかかりますが、

個人事業主として開業する場合にはペンがあれば開業できます。

税務署へ開業届け出を提出する。ただ、これだけですから。法人登記など複雑な手間もありません。

窓口へ提出・受付してもらうだけなので、実質5分10分で出来ます。

副業として開業する場合でも、代行は依頼せず、可能な限りご自分で届出をされることをおすすめします。

私も自分で届出を行いましたが、非常に感慨深いものがあります。

以上が、開業に必要なものです。要約すれば、”開業するという決意・覚悟があるか”に尽きます。

もちろんこちらをご覧いただいている皆様は、そんなこと分かり切ってるよという方がほとんどだと思います。

ただ、だからこそ改めてご確認いただけたらと思います。私もこの思いを忘れずしっかりやっていきます。

では個人事業として開業する決意が固まったら、手続きを行って行きましょう


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